特集 / 次世代エアモビリティ
確認日:2026年10月13日
空飛ぶクルマ関連市場の概況
空飛ぶクルマの事業化は、機体の開発・量産、旅客サービスの運営、離着陸場の整備を組み合わせて進められている。本稿では電動垂直離着陸機(eVTOL)を中心とする次世代エアモビリティを対象とし、道路を走行する自動車だけに限定しない。
日本では、2026年8月21日付の国土交通省発表で、ArcherのMidnightが空飛ぶクルマとして5件目の型式証明申請受理となった。国内メーカーと海外機体の双方で認証に向けた手続きが進む。申請の受理は型式証明の取得や商用運航の許可を意味しない。国土交通省の発表
事業化の時期にも差がある。SkyDriveは2026年8月の調達発表で2028年の商用サービス開始を目標とし、EveとAirXの契約では当初2機の引渡しを2029年に予定している。一方、Skyportsは離着陸場やネットワーク計画を担い、2026年9月に日本で参加した補助事業9件の採択を公表した。いずれも目標、契約、採択、サービス開始の実績を分けて読む必要がある。SkyDriveEve・AirXSkyports
調達には、自動車・航空会社・鉄道・不動産・金融などの事業会社が関わる。製造技術、既存旅客の導線、土地やポート、運航管理といった資産を組み合わせる構造が見える。本稿では実績を裏付けられない市場規模や市場シェアを推計せず、各社の資金と事業進捗を比較する。
本記事は公開資料に基づく情報提供であり、投資・融資・取引の推奨ではありません。日本法人の単体決算と海外連結決算、決算期間、通貨、会計基準は異なります。数値が未確認の項目はゼロを意味しません。予定・コミットメントは実現済みと扱わず、最新の原資料をご確認ください。
対象10社と日本国内での活動根拠
対象は、日本国内での開発、実証・展示、認証手続き、運航サービス、離着陸場整備、または国内企業・自治体との具体的な事業化協業を公開資料で確認できた10社に限定した。外資も含むが、日本の投資家から出資を受けただけの企業や海外比較のみの企業は含めない。計画・覚書段階の活動も明示し、商用運航済みとは扱わない。Skyportsは日本法人を1行とし、海外グループの資本情報は参考として併記した。
表は横にスクロールできます。左端の社名は固定されます。
| 企業・グループ | 役割/機体・サービス | 日本との関係・確認できた進捗 |
|---|---|---|
| 株式会社SkyDrive日本・単体 | SKYDRIVE(SD-05) 機体開発・製造 |
日本の型式証明申請を受理済み。2026年8月発表では商用サービス開始を2028年の目標としている。 資料 資料 |
| テトラ・アビエーション株式会社日本 | teTra Mk-7 機体開発・製造 |
日本国内で2人乗りeVTOL「Mk-7」を開発。SBIR採択上限10億円は民間増資とは別の支援枠。 資料 資料 |
| 株式会社AirX日本 | AIROS Skyview・eVTOL導入 予約・運航サービス/ポート |
既存ヘリ等のサービスを提供。Eveとの2026/2契約は当初2機、追加48機のオプション。初回引渡しは2029年予定。 資料 資料 |
| Skyports株式会社日本法人・単体 | Skyports日本事業 離着陸場・ネットワーク計画 |
日本で離着陸場・ネットワーク整備に参画。2026/9に兼松・三井不動産等との国内補助事業9件の採択を公表。採択は商用運航開始の実績とは異なる。 資料 |
| Joby Aviation, Inc.日本で活動/海外連結・米国・連結/USD | Joby S4・Blade 機体開発・運航 |
2025年大阪・関西万博でJoby S4の展示飛行を実施。日本の型式証明申請も受理済み。展示飛行と有償商用運航は区別。 資料 資料 |
| Archer Aviation Inc.日本で活動/海外連結・米国・連結/USD | Midnight・Halo/Thunder 機体開発・運航/防衛 |
2025年大阪・関西万博でMidnightのフルスケールモックを地上展示。日本で2026/8/21に型式証明申請を受理。飛行展示とは異なる。 資料 資料 |
| Eve Holding, Inc.日本で活動/海外連結・米国/ブラジル事業・連結/USD | Eve 100・TechCare・Vector 機体・運航支援・管制ソフト |
日本のAirXが当初2機+48機オプションを契約。初回引渡しは2029年予定。 資料 |
| Vertical Aerospace日本で活動/海外連結・英国・連結/GBP | Valo/VX4開発系統 機体開発 |
日本のVX4型式証明申請は受理済み。2026年2月には丸紅と日本でのエアタクシー路線・実証に向けた計画を公表。実現済みの運航とは扱わない。 資料 資料 |
| EHang Holdings Limited日本で活動/海外連結・中国事業・連結/RMB | EH216-S・VT35 自律飛行機体・運航支援 |
AirXが国内事業でのEHangとの連携を公表。2025/3の発表には2023年の国内無操縦者航空機による離島間飛行の実績を記載。中国での認証は日本の認可と区別。 資料 資料 |
| Wisk Aero日本で協業/米国・非上場事業 | Generation 6 自律飛行機体開発 |
2025/6/16、加賀市・JALエンジニアリングと日本での自律飛行導入に向けた三者覚書を締結。国内の制度・運航環境整備を目指す協業であり、商用運航開始ではない。 資料 資料 |
調達・出資者・財務を表で比較
外資の調達・財務情報は海外グループ全体のもので、日本での売上・資金調達額を示さない。海外上場5社の損益は2026年1–6月の6か月累計、財務状態は2026年6月末に揃えた。日本の公告は各社の決算日を明記している。外貨を円換算せず、通貨を各行に表示した。海外決算の百万米ドル・百万ポンド・百万人民元と、日本法人の円・億円をそのまま横比較しない。
横にスクロールして9項目を比較できます。社名は左端に固定されます。
| 社名 | 機体・サービス/役割 | 直近確認できた調達 | 累計調達情報 | これまでの主な出資者・株主 | 売上(対象期間) | 利益(対象期間) | 財務情報(総資産・純資産・流動比率) | EXIT・資本関係 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社SkyDrive日本・単体 | SKYDRIVE(SD-05) 機体開発・製造 |
2026/8/21:りそなAM運用ファンドから増資。金額非公表。追加調達 金額付きの公表:2025/7、83億円の増資。公表 |
430億円超(2025/7時点)。株式・銀行融資・助成金等を含む。2026年追加調達後の総額は未確認。内訳の定義 | スズキ、三菱UFJ銀行、JR東日本、JR九州、関西電力、大林組、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ等。2026年にりそなAM運用ファンドが出資。各社の現保有比率・売却状況は未確認。出資者追加出資者 | 公告に記載なし 2025/12/31決算 |
純損失 50.28353億円 2025/12/31決算 決算期間長は公告に記載なし。官報原本PDF |
総資産 78.93100億円 純資産 66.53681億円(計算) 株主資本 △16.46319億円+新株予約権83億円 流動比率 453.1%(計算) 2025/12/31原本PDF・47頁 |
未上場。M&Aによる支配権移転は今回確認した資料では未確認。 |
| テトラ・アビエーション株式会社日本 | teTra Mk-7 機体開発・製造 |
直近ラウンド未確認。金額付きで確認できた発表:2022/6/21、第三者割当増資等で4.5億円。調達 | 確認できる累計公表なし。資本金やSBIR採択上限を調達実行額に置き換えない。 | DRONE FUND、Incubate Fund、TomyK(2019年発表)。三井住友海上キャピタル、テイ・エステック、協和テクニカ、東鋼、三菱ガス化学等(2022年発表)。現保有・EXITは未確認。2019年2022年 | 最新決算未確認 | 最新決算未確認 | 総資産・純資産・流動比率:未確認。 | 未上場。M&Aによる支配権移転は未確認。 |
| 株式会社AirX日本 | AIROS Skyview・eVTOL導入 予約・運航サービス/ポート |
2025/3/5:シリーズB、第三者割当増資12.5億円。調達 | 約15億円(2025/3公表時点)。出典 | ANRI、ブルーインキュベーション(西武HD子会社)、ダイビル、NEXCO東日本、ニッセイ・キャピタル、ペガサス・テック・ベンチャーズ等。過去に双日からの出資も公表。現保有・EXITは未確認。出資者双日 | 原本確認済みの最新数値なし | 官報原本の最終照合未了のため不掲載 | 二次情報の数値は原本未確認のため不掲載。未開示・ゼロを意味しない。 | 未上場。M&Aによる支配権移転は未確認。 |
| Skyports株式会社日本法人・単体 | Skyports日本事業 離着陸場・ネットワーク計画 |
日本法人への直接の調達額は未確認。 海外グループ参考:2024/4/17、シリーズCで1.1億米ドル超。日本法人の調達額ではない。海外グループ発表 |
日本法人の累計調達額は未確認。 | 日本法人の直接株主・保有比率は今回の公告では確認できない。 海外グループ参考:ACS(Iridium経由)が2024年に最大投資家となり、Groupe ADPも追加出資。各社の日本法人への直接出資とは区別。出資者 |
公告に記載なし 2025/12/31決算 |
純損失 3242万2119円官報72頁 | 総資産 1129万7144円 純資産 △5471万6581円 債務超過 流動比率 16.9%(計算) 2025/12/31公告原本画像 |
日本法人は未上場。海外親会社の資本関係とは分けて記載。 |
| Joby Aviation, Inc.日本で活動/海外連結・米国・連結/USD | Joby S4・Blade 機体開発・運航 |
2026/2:公募増資の純手取5.763億米ドル+転換社債の純手取6.697億米ドル。合計12.460億米ドル(計算)。株式だけの調達額ではない。10-Q | 統一定義の累計額は未集計。SPAC、増資、転換社債、ワラントを区別。 | Toyota、Delta Air Lines、SK Telecom等。Toyotaの追加2.5億米ドルは6月末開示で条件付きコミットメントであり、払込済みと混同しない。資本関係 | 62.885百万米ドル 2026/1–6・連結 Blade等を含む。10-Q |
純損失 355.393百万米ドル 2026/1–6・連結 |
総資産 2752.177百万米ドル 純資産 1766.723百万米ドル 流動比率 1797.5%(計算) 2026/6/30BS 海外連結の数値。日本事業単独ではない。 |
NYSE上場(JOBY)。2021年SPAC上場。上場は出資者全員の売却完了を意味しない。 |
| Archer Aviation Inc.日本で活動/海外連結・米国・連結/USD | Midnight・Halo/Thunder 機体開発・運航/防衛 |
金額付きで確認:2025/11発表、追加の株式調達6.5億米ドル。2026/1–6の株式発行による現金調達はCF表上ゼロ。増資CF | 統一定義の累計額は未集計。時価総額や手元流動性を累計調達額としない。 | United Airlines、Stellantis、Wellington Management、2PointZero等の出資歴を確認。Boeingは2026年の取引に伴う出資予定として区別。出資歴Boeing取引 | 6.6百万米ドル(Q1 1.6+Q2 5.0、計算) 2026/1–6・連結決算 |
純損失 480.9百万米ドル 2026/1–6・連結 |
総資産 2214.3百万米ドル 純資産 1915.6百万米ドル(株主資本1892.3+非支配持分23.3、計算) 流動比率 1021.3%(計算) 2026/6/30BS 海外連結の数値。日本事業単独ではない。 |
NYSE上場(ACHR、2021年SPAC)。Wisk・Insitu・SkyGrid買収は契約発表段階の情報として扱い、完了は未確認。 |
| Eve Holding, Inc.日本で活動/海外連結・米国/ブラジル事業・連結/USD | Eve 100・TechCare・Vector 機体・運航支援・管制ソフト |
2026/1:シンジケートローン1.5億米ドルを実行。増資ではなく借入。2025/8には約2.3億米ドルの増資契約を公表。10-Q | 株式・借入・補助金を統一した累計額は未集計。未実行融資枠は別扱い。 | Embraer、BNDESPAR等。貸し手(MUFG、Citi、Banco do Brasil、Itaú等)は株主とは区別。資本・融資関係 | 売上科目の記載なし 2026/1–6・開発段階10-Q |
純損失 103.042百万米ドル 2026/1–6・連結 |
総資産 457.730百万米ドル 純資産 22.831百万米ドル 流動比率 347.6%(計算) 2026/6/30BS 海外連結の数値。日本事業単独ではない。 |
NYSE上場(EVEX、2022年)。Embraerを背景に事業を展開。 |
| Vertical Aerospace日本で活動/海外連結・英国・連結/GBP | Valo/VX4開発系統 機体開発 |
2026/8/10:約1億米ドルの資金コミットメント。転換社債・普通株+ワラント・優先株を含む。全額払込済みとは扱わない。条件 | 統一定義の累計額は未集計。融資枠・コミットメント・実行額を区別。 | Mudrick Capital、Yorkville等。2026年の資金支援主体を確認。現在の保有比率や過去投資家の売却状況は未確認。出資・支援主体 | 売上科目の記載なし 2026/1–6・開発段階 |
純利益 18.685百万ポンド 営業損失 75.764百万ポンド 2026/1–6。金融損益の影響を区別。PL |
総資産 100.792百万ポンド 純資産 △34.383百万ポンド 債務超過 流動比率 71.0%(計算) 2026/6/30BS 海外連結の数値。日本事業単独ではない。 |
NYSE上場(EVTL)。2026/9/24に戦略的選択肢の検討を公表。M&A成立や上場廃止と断定しない。最新発表一覧 |
| EHang Holdings Limited日本で活動/海外連結・中国事業・連結/RMB | EH216-S・VT35 自律飛行機体・運航支援 |
直近の株式調達未確認。2024/11にEnpower等から2200万米ドル超のPIPE投資を公表。現金や借入残高とは別。確認した投資 | 2024年の年初来調達額は約1億米ドルと公表。創業以来の累計額ではない。定義 | Enpower、社名非公表の中東機関投資家からの2024年投資を確認。創業者を含む現在の保有比率・個別EXITは未確認。出資歴 | 103.547百万人民元 2026/1–6・連結 非旅客用ドローン等も含む。決算 |
純損失 254.613百万人民元 2026/1–6・連結 調整後利益(non-GAAP)とは別。 |
総資産 1846.617百万人民元 純資産 904.890百万人民元(非支配持分込み) 流動比率 184.2%(計算) 2026/6/30BS 海外連結の数値。日本事業単独ではない。 |
NASDAQ上場(EH)。上場と個別投資家の売却は区別。 |
| Wisk Aero日本で協業/米国・非上場事業 | Generation 6 自律飛行機体開発 |
確認できた金額付き発表:2022/1、Boeingから4.5億米ドル。最新の事業資金注入額は未確認。資金支援 | 創業以来の累計額は未確認。 | Boeingの傘下事業として2026年買収対象に記載。Archerによる買収契約と完了を区別。資本関係 | 単独の最新決算未確認 | 単独の最新決算未確認 | 親会社全体の財務数値をWisk単体に転用しない。 | 2026/8:BoeingからArcherへのWisk等の売却契約を発表。完了は今回の照合では未確認。取引発表 |
- 「直近確認できた調達」は今回確認した資料の範囲。古い公表しか確認できない場合は日付と未確認状態を明記し、新たな調達がなかったとは断定しない。
- 累計調達額は企業ごとの定義が異なる。SkyDriveの430億円超には株式・銀行融資・助成金等が含まれる。採択上限、未実行融資枠、調達コミットメントは払込済みの現金と異なる。
- 主な出資者欄は公表された投資履歴・資本関係であり、現在の完全な株主名簿ではない。銀行が貸し手として参加しただけの場合は株主と扱わない。個別EXITが未確認なら売却済みと推定しない。
- 純資産は非支配持分や新株予約権等を含む資料の総額を使用。Archerは株主資本+非支配持分、SkyDriveは株主資本+新株予約権の計算値。流動比率=流動資産÷流動負債×100で、小数1桁に丸めた。
- 官報数値の照合状況は次のとおり。SkyDriveは2026年4月15日・号外89号47頁の公開アーカイブPDFを文字抽出して照合(公式配布元の再取得・原本画像の目視照合は未了)。Skyports日本法人は2026年10月5日・号外219号72頁の公告原本画像を目視照合。公告本文の日付2026年3月31日と掲載日を区別した。
- AirXの決算は原本最終照合が未了。テトラ・Wiskの最新単独決算も未確認のため、未確認の数値は掲載していない。Skyportsの財務数値は日本法人の単体決算だけを掲載している。
- 海外開示は2026年上期の未監査決算。米国会計基準・国際会計基準等の違いがある。SkyDriveの公告は損益の期間長を記載していないため、海外の6か月累計や年間損益と単純比較しない。
今後の考察
1. 商用化を測る物差しは、飛行成功の先にある
型式証明、機体の耐空性、運航体制、操縦・整備人材、離着陸場、地域の合意、継続的な需要を順に確かめたい。試験飛行、展示飛行、契約、発注オプション、実際の有償運航を同じ実績として数えない。日本の申請受理状況は事業化の入口を示す資料であり、運航開始の確約ではない。認証の位置付け
2. 手元資金と、開発に使う現金を併せて見る
Jobyの2026年上期の営業キャッシュ流出は約3.176億米ドル、Archerは3.055億米ドル。流動比率が高くても、認証試験、量産設備、採用、運航準備に現金を要する。資金残高を直近の流出額で単純に割って、資金枯渇や商用化の時期を予測することは避けたい。Joby CFArcher CF
3. 株主資本・純資産・当期利益は別々に読む
SkyDriveは株主資本がマイナスでも、新株予約権を含む純資産は約66.54億円のプラスとなる。新株予約権は追加の手元現金や行使済み株式と同義ではない。一方、Verticalは上期の純利益がプラスでも営業損失を計上し、6月末の純資産はマイナス。金融負債の評価等を含む損益と、本業の収益化を分けて判断したい。SkyDrive原本Vertical決算
4. 売上の内容が、成長の意味を変える
Jobyの売上にはBladeの既存ヘリ等の旅客事業が含まれ、EHangにも非旅客用製品の売上がある。企業全体の売上増を、そのまま旅客eVTOLの商用化や市場シェアの拡大と解釈しない。機体販売、運航、既存ヘリ事業、ドローン、防衛・技術サービスの内訳を追う必要がある。Joby売上の定義EHang決算
5. 運航・ポート側の企業にも注目する
AirXは予約・旅客サービス、Skyportsは離着陸場とネットワーク計画を担う。機体を製造しない企業にも、利用者を獲得し、地上交通とつなぎ、稼働率を高める役割がある。ただし、既存ヘリサービスの実績や補助事業の採択は、旅客eVTOLによる将来収益の保証ではない。AirX事業Skyports日本事業
6. 再編時には、日本展開の継続も確認する
ArcherによるWisk等の買収契約は、国内で協業する機体メーカーの資本基盤にも関わる。契約の発表と取引完了を分け、国内の提携先、開発・認証の継続、責任主体の変更を追いたい。過去の調達額だけから現在の財務余力や旧投資家の回収額を推定しない。Wisk取引
免責事項・資料の範囲
本記事は、2026年10月13日までに確認した公開資料を整理したもので、投資・融資・契約・製品購入等を勧誘または推奨するものではありません。将来の商用化、認証取得、機体引渡し、収益、資金調達、M&Aの完了を保証しません。
公表資料にも訂正や更新があり得ます。数値の計算・丸め、決算期間、法人・連結範囲、通貨、会計基準の違いに注意し、判断の際は各社・行政機関の最新の原資料をご確認ください。未確認・非公表・公告に記載なしは、数値がゼロ、調達がない、債務超過でないことを意味しません。
出資履歴は現在の株主名簿と異なり、上場・買収・最大投資家の変更があっても、すべての旧投資家のEXITを意味しません。原本照合が未了の項目は本文の注記どおり数値を不掲載としています。
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